プログラミング能力がChatGPTより優秀

「AIにコードを書かせる」という行為は、もはや先進的なエンジニアだけの特権ではなくなりつつある。そうした文脈で注目を集めているのが、Anthropic社が開発するAI「Claude」のプログラミング能力である。本稿では、「なぜClaudeのプログラミング能力が高く評価されているのか」を、どのベンチマークで、いつ時点の、どのバージョン同士を比較した結果なのかまで明示しながら整理する。そのうえで、規制産業の実務家にとって本当に重要な論点――GxP環境で使うソフトウェアをAIに書かせた場合、バリデーションの責任はどうなるのか――を、FDA・eCFR・ISO/IEC・ISPEの一次情報に基づいて解説する。

本稿の時点表示について:生成AIモデルは数か月単位で更新され、ベンチマークのスコアも測定条件も頻繁に変わる。本稿の数値・記述はすべて本稿執筆時点(2026年8月)に各社が公表していた一次情報に基づく。後述するとおり、本稿で扱う代表的ベンチマークは執筆時点ですでに「フロンティアモデルの能力を測れていない」と提供元自身が表明している。読者が本稿を読む時点では、前提が変わっている可能性が高い点をあらかじめお断りしておく。

「ChatGPTより優秀」を検証可能な言明に置き換える

プログラミング未経験者がAIの助けを借りてWebアプリを作成し、ベテラン開発者がAIとのペアプログラミングで生産性を高める――そのような光景が、2026年の現場では日常となっている。

そうしたなかで、「ClaudeはChatGPTよりプログラミングが得意だ」という言い方が広く流通するようになった。しかし規制産業に身を置く者にとって、この種の断定はそのままでは扱えない。「AがBより優れている」という命題は、比較の条件を書かなければ検証も反証もできない主張だからである。

具体的には、少なくとも次の4点が示されていなければ、その主張は根拠を持たない。

優劣を語るために最低限必要な4条件

  • どのベンチマークで測ったのか(SWE-bench Verified か、HumanEval か、それ以外か)
  • いつ時点の測定か(モデルは数か月で置き換わる)
  • どのバージョン同士の比較か(「Claude」「ChatGPT」という括りは製品名であってモデル名ではない)
  • どのような測定条件・足場(スキャフォールディング)で走らせたのか

本稿では、この4条件を満たす形でのみ数値を引用する。逆に、これらが特定できない伝聞・印象論は、たとえ広く語られていても本稿では採用しない。

そもそも「AIのプログラミング能力」とは何か

評価される能力の多様性

AIのプログラミング能力を一言で語るのは難しい。その理由は、プログラミングという行為自体が多層的なスキルの集合体だからである。具体的には、以下のような能力が評価の対象となる。

  • コード生成能力:自然言語による指示から、動作するコードを生成する能力
  • デバッグ能力:エラーの原因を特定し、修正案を提示する能力
  • コード理解能力:既存のコードベースを読み解き、意図を正確に把握する能力
  • リファクタリング能力:動作するコードを、より読みやすく・保守しやすい形に改善する能力
  • 長文脈への対応能力:大規模なコードベースを扱う際に、文脈を正確に保持し続ける能力

これらの能力を総合的に評価するためのベンチマーク(性能評価基準)として、業界では「SWE-bench」や「HumanEval」といった標準化された指標が用いられている。

代表的なベンチマークの性格

ベンチマーク 測っているもの 出所・特徴
HumanEval 関数単位のコード生成。164問の手作りプログラミング課題を、単体テストの通過率(pass@k)で採点する OpenAIが2021年にCodexとともに公開。課題が小さく独立しているため、現在は上位モデルが軒並み高得点となり、識別力を失っている
SWE-bench Verified 実在するGitHubリポジトリのIssueを解決するパッチを書けるか。500問。人手で「解ける」と検証済み OpenAIが2024年8月に公開。オリジナルのSWE-benchのうち、課題として成立しないものを除いた検証済みサブセット
MultiCodeIF コード生成時の「指示遵守」。9カテゴリ27種類の制約を与え、その充足率を測る 2025年7月公開の学術ベンチマーク(arXiv:2507.00699)。査読前プレプリントであり、ベンダーの公式モデルカードではない

ここで重要なのは、SWE-bench Verified はモデル単体を測っていないという点である。Anthropicは自社の技術記事で「SWE-benchはAIモデルを単独で評価するのではなく、エージェントシステム全体を評価している」「同じ基盤モデルを使っていても、スキャフォールディング(足場)次第でスコアは大きく変わりうる」と明言している(Anthropic, Claude SWE-Bench Performance)。この一点だけでも、ベンチマークスコアを「モデルの実力」として単純比較することの危うさが分かる。

Claudeが優位とされた領域 ― 数値と測定条件

SWE-bench Verified の公表値

2024年後半から2025年前半にかけて公表された各社の一次情報を、測定条件を併記した形で整理すると次のようになる。

モデル(バージョン) SWE-bench Verified スコア 測定条件 公表者・公表時点
Claude 3.7 Sonnet 63.7% 「vanilla pass@1」。bashツールとファイル編集ツールを与えた単一セッション。500問中489問のサブセット(自社インフラ上で動作しない11問を除外) Anthropic/2025年2月24日
Claude 3.7 Sonnet 70.3% 「high compute」。複数の並列試行を行い、回帰テストを壊すパッチを除外し、スコアリングモデルで最良のものを選択する複合的手法。同じく489問サブセット Anthropic/2025年2月24日
Claude 3.5 Sonnet(new/2024年10月アップグレード版) 49% Anthropic独自のエージェント・スキャフォールドを使用 Anthropic/2025年1月6日
GPT-4o(gpt-4o-2024-11-20) 33.2% GPT-4.1発表時の比較対象として提示された数値 OpenAI/2025年4月14日
GPT-4.1 54.6% 同上 OpenAI/2025年4月14日
GPT-5 74.9% OpenAI発表時の公表値(o3の69.1%からの向上として提示) OpenAI/2025年8月
Claude Opus 4.5 80.9% Anthropic発表時の公表値 Anthropic/2025年11月
Claude Sonnet 4.6 79.6% 500問全体。10試行の平均値 Anthropic/2026年2月17日

この表から読み取るべきことは、「Claudeが勝った」という結論ではない。読み取るべきは次の3点である。

  1. 同一時点の比較ではないClaude 3.7 Sonnet(2025年2月)とGPT-4o(2024年11月版)は、公表時点で3か月以上の開きがある。世代の異なるモデル同士の比較は、優劣の証明にはならない。
  2. 同一条件の比較でもない63.7%と70.3%は同じモデルの同じ問題セットに対するスコアである。差の6.6ポイントは、モデルの能力差ではなく足場の作り方の差にすぎない。異なるベンダーが異なる足場で出したスコアを並べることには、そもそも限界がある。
  3. 問題セットが揃っていないClaude 3.7 Sonnetの数値は489問、Claude Sonnet 4.6の数値は500問に対するものである。分母が違う数値を同じ列に並べれば誤読を招く。

本稿の改訂で削除した記述

  • 「Claude 3.7 Sonnet(拡張思考モード)70.3%/(標準モード)62.3%」――Anthropicの公表値は「vanilla pass@1 63.7%」「high compute 70.3%」であり、「拡張思考モードか否か」による区分ではない。また62.3%という数値は一次情報で確認できなかったため削除した。
  • 「GPT-5はSWE-benchで68.8%を記録」――OpenAIの公表値は74.9%であり、68.8%の出所を確認できなかったため削除した。
  • 「長文脈で初期の情報を忘れる現象は、GPT-4oにおいてユーザーからの報告が特に多い傾向が確認されている」――「確認されている」と言える調査の出所が特定できないため削除した。長文脈での情報保持の劣化はLLM全般に共通する課題である、という一般論のみを残した。
  • 「技術系フォーラムや調査レポートでは、Claudeを支持する声が一定数報告されている」――特定可能な調査レポートを提示できないため、伝聞であることを明示する形に書き換えた。

コンテキストウィンドウの差は、すでに解消している

Claudeの強みとして頻繁に挙げられてきたのが、「コンテキストウィンドウ」の大きさである。コンテキストウィンドウとは、AIが一度に処理できる情報量を指す概念であり、人間に例えるなら「作業机の広さ」に相当する――机が広いほど、多くの資料を同時に広げて参照できる。数千行に及ぶ既存コードベースを読み込み、設計思想や命名規則を理解したうえで一貫性のある追加実装を行う場面で、この広さは意味を持つ。

ただし、この差を根拠に優劣を語ることは、本稿執筆時点ではすでに成立しない

モデル コンテキストウィンドウ 公表時点
Claude 3.5 / 3.7 Sonnet 200,000トークン 2024年〜2025年前半
GPT-4o 128,000トークン 2024年
GPT-4.1 最大1,000,000トークン(API経由) 2025年4月14日
Claude Sonnet 4.6 1,000,000トークン(発表時点ではベータ) 2026年2月17日
Claude Opus 5 / Claude Sonnet 5 1,000,000トークン 本稿執筆時点(Anthropic公式ドキュメント)

つまり2025年4月の時点で、コンテキストウィンドウの数値上の優位はすでに逆転しており、2026年2月には再び並んでいる。ハードウェア的・仕様的な数値の優劣は、数か月単位で入れ替わる。それを恒久的な優位として記事に書くべきではないというのが、本稿改訂から得られる第一の教訓である。

なお、コンテキストが長くなるほど初期の情報を「忘れる」現象は、LLM全般に共通する技術的課題である。仕様上の最大トークン数と、その全域を実効的に使えるかどうかは別問題であり、この点は各社とも認めている。

指示への忠実性と出力の予測可能性

開発現場でとりわけ重視されるのが、「指示通りに動く」という信頼性である。例えば、「Pythonのみを使用し、外部ライブラリは一切使わないこと」という制約を与えた場合、その制約を会話の後半まで一貫して守れるかどうかは、実務上の使い勝手を大きく左右する。

この点について、コード生成における指示遵守を評価するベンチマーク MultiCodeIF では、評価対象モデルのうち Claude 3.7 Sonnet が最高成績を示し、単一階層の制約における平均制約充足率は 63.0%、4ラウンドの診断フィードバックを経ると 83.4% に上昇したと報告されている(arXiv:2507.00699, 2025年7月)。

この数値の限界:MultiCodeIF は査読前のプレプリントとして公開された学術ベンチマークであり、各社の公式モデルカードによる測定ではない。評価対象となったモデル群も2025年前半のものである。また、最高成績のモデルでも単一階層で63.0%――すなわち約4割の制約が守られなかった――という点は、「Claudeは指示に忠実である」という肯定的な読み方よりも、「現在のAIは、明示的に与えた制約すら一定割合で無視する」という警戒的な読み方をすべき数値である。規制対応の文脈では、後者の読み方こそが実務的に正しい。

この「ルールに厳格に従う能力」という論点は、本誌読者に馴染みの深いコンプライアンス領域の概念と共鳴する部分がある。AIの振る舞いの予測可能性は、エンタープライズ(企業規模)での利用における品質保証の観点からも、重要な評価軸となっている。

コードの説明能力

プログラミングの専門知識を持たないビジネス担当者や品質保証担当者にとって、AIに求めるのはコードを「書く」能力だけではない。「なぜそのコードが問題なのか」「このアーキテクチャには何のリスクがあるか」を、非エンジニアにも理解できる言葉で説明できる能力も同様に重要である。単に答えを出すだけでなく、判断の根拠や代替案を合わせて提示する挙動は、レビューや監査の場面での活用を容易にする。

ただし、この「説明の丁寧さ」については、本稿執筆時点で客観的な測定結果を一次情報として確認できなかった。開発者コミュニティにおける定性的な評判として語られているものであり、検証可能なベンチマーク結果ではない点を明記しておく。

ベンチマークの限界 ― 2026年に何が起きたか

ここまで整理してきた数値の土台そのものが、2026年に入って大きく揺らいだ。これは本稿の主題にとって決定的に重要である。

SWE-bench Verified に対する提供元自身の否定

SWE-bench Verified を公開したOpenAI自身が、2026年2月23日に「Why SWE-bench Verified no longer measures frontier coding capabilities(なぜ SWE-bench Verified はもはやフロンティアのコーディング能力を測れないのか)」と題する分析を公表した。そこで指摘されたのは、次のような内容である。

SWE-bench Verified は汚染が進んでおり、フロンティアのコーディング能力の進歩を誤測している。データセットの27.6%のサブセットを監査したところ、監査対象問題の少なくとも59.4%に、機能的に正しい提出物を却下してしまう欠陥のあるテストケースが含まれていた。加えて、公開素材に由来するベンチマークには訓練データへの混入(コンタミネーション)のリスクがあり、スコアが密かに水増しされうる。
――OpenAI「Why SWE-bench Verified no longer measures frontier coding capabilities」(2026年2月23日)の指摘(趣旨)

OpenAIは同分析のなかで、より長い時間軸と現実的なコーディングタスクを扱う SWE-Bench Pro への移行をコミュニティに呼びかけた。さらに2026年7月8日には「Separating signal from noise in coding evaluations」を公表し、その SWE-Bench Pro にも同種の問題があることを指摘している

最新世代のモデルは、そもそもこの指標を報告していない

実際、本稿執筆時点で最新世代のモデル発表では、SWE-bench Verified のスコアが主要指標として提示されなくなっている。Anthropicが2026年7月24日に発表したClaude Opus 5の発表資料では、Frontier-Bench v0.1、CursorBench 3.2、GDPval-AA v2、FrontierCode 1.1、OSS-Fuzz といった別系統の評価が並び、SWE-bench Verified の記載はない。OpenAIのGPT-5.5でも同様に、SWE-Bench Pro などが用いられている。

ここから導かれる、規制実務にとっての含意

  • ベンチマーク結果は「測定システム」の出力である。測定システムに欠陥があれば、出力は当てにならない。GxP実務でいう測定機器の校正・適格性評価と同じ論点が、AIの能力評価にもそのまま当てはまる。
  • 「Aの方がBより優秀」という命題は、測定条件を外れた瞬間に無効になる。本稿のタイトルが掲げる問いに対しても、答えられるのは「2025年前半の特定のベンチマーク・特定の測定条件・特定のバージョン同士の比較においては、Yesと言える根拠が公表されていた」という限定付きの言明までである。
  • ベンダー公表値は、ベンダー自身が設計した足場の上での結果である。第三者による再現可能性が担保されているわけではない。バリデーション概念の歴史が教えるとおり、「作った者が自分で検証した結果」を鵜呑みにしないのが規制の基本姿勢である。
■ 本記事に関連するおすすめ商品
書籍
【超入門】コンピュータ化システムバリデーション

コンピュータ化システムバリデーション(CSV)の基礎を、はじめて学ぶ方に向けて平易に解説した入門書です。GAMP 5の考え方や国内のコンピュータ化システム適正管理ガイドラインを踏まえ、「そもそも何を、なぜ検証するのか」という原則から解きほぐします。AIが書いたコードをどう扱うべきかを考える前提として、まず押さえておきたい一冊です。A5判・130ページ。

価格:44,000円(税込)

書籍の詳細を見る ▶

QMS手順書ひな形
【QMS省令対応】文書管理規程・手順書・様式

ISO 13485:2016に整合したQMS省令に対応する、文書管理の規程・手順書・10様式の完全セットです。AI生成コードのトレーサビリティを確保するうえで土台となるのが、要求仕様書・設計書・テスト記録の版管理と承認の仕組みです。MS-Word形式で提供され、自社の実態に合わせて加筆・修正してご利用いただけます。

価格:99,000円(税込・ダウンロード版)/CD-R納品 100,650円(税込)

ひな形の詳細を見る ▶

ビデオ・VOD
【ビデオ・VOD】生成AIシステムのCSV実施とAIリテラシー教育セミナー

生成AIを組み込んだシステムに対して、どのようにコンピュータ化システムバリデーションを実施すべきかを、実務手順のレベルまで踏み込んで解説するセミナーです。あわせて、組織としてのAIリテラシー教育の設計にも触れます。本稿でいう「AIに書かせたコードの検証責任」を、自社の手順書に落とし込む段階で役立つ内容です。収録時間220分。VODレンタル(1日/5日/30日)、見放題、ダウンロード版、DVD版をご用意しています。

価格:77,000円(税込)~

VODの詳細を見る ▶

規制対応実務への接続 ― AIに書かせたコードの検証責任

ここからが、規制産業の実務家にとっての本題である。「どのAIが優秀か」という問いよりも、はるかに重い問いがある。GxP環境で使うソフトウェアをAIに書かせた場合、バリデーションの責任はどうなるのかという問いである。

結論:コードの出所は、免責事由にならない

まず原則を確認する。コードを誰が(あるいは何が)書いたかにかかわらず、規制上のバリデーション義務は一切変わらない。これはFDAの規則の文言から直接読み取れる。

電子記録・電子署名を扱うクローズドシステムの管理を定める 21 CFR Part 11§11.10(a) は、次のように定める。

Persons who use closed systems to create, modify, maintain, or transmit electronic records shall employ procedures and controls designed to ensure the authenticity, integrity, and, when appropriate, the confidentiality of electronic records, and to ensure that the signer cannot readily repudiate the signed record as not genuine. Such procedures and controls shall include the following:

(a) Validation of systems to ensure accuracy, reliability, consistent intended performance, and the ability to discern invalid or altered records.

――21 CFR §11.10 柱書きおよび(a)(eCFR現行版より原文引用)

ここで求められているのは、「正確性(accuracy)、信頼性(reliability)、一貫した意図された動作(consistent intended performance)、および無効または改変された記録を識別する能力を確保するための、システムのバリデーション」である。

この条文には、コードの作成者に関する記述が一切存在しない。社内の開発者が書いたか、外注先が書いたか、AIが生成したかは、条文の要求に何の影響も与えない。求められているのは「システムが意図した動作を一貫して行うこと」の立証であり、その立証責任は常に規制対象事業者の側にある

よくある誤解

  • 誤解:「AIが生成したコードだから、ベンダー製ソフトウェアと同じ扱いでよい」
    実際:AIが生成したコードは、自社の要求に応じてその場で作られたものである。市販の標準製品のように、多数のユーザーによる実績や供給者の品質システムに依拠できる性質のものではない。むしろカスタム開発物に近い扱いが妥当である。
  • 誤解:「AIが説明してくれたから、設計根拠の文書は不要」
    実際:AIの出力は説明であって、承認された設計文書ではない。承認・版管理・保管の対象となる記録として整備しなければ、規制上の証跡にならない。
  • 誤解:「AIのモデルカードに高いベンチマークスコアが書いてあるから、品質は保証されている」
    実際:前章で見たとおり、ベンチマークそのものの妥当性が揺らいでいる。加えて、ベンチマークはあなたの意図された用途(intended use)を測っていない

QMSR施行後、製造・QMSソフトウェアの検証要求はどこにあるか

ここで、条番号を最新の姿に更新しておく必要がある。かつて自動化プロセスのバリデーションを定めていた21 CFR §820.70(i) を引用した資料が今なお流通しているが、本稿執筆時点の 21 CFR Part 820 は Quality Management System Regulation(QMSR)へと全面改正されており、当該条項は存在しない。現行のPart 820の構成は次のとおりである。

区分 条項 内容
Subpart A
General Provisions
§820.1 Scope(適用範囲)
§820.3 / §820.7 Definitions(定義)/Incorporation by reference(引用による組込み)
§820.10 Requirements for a quality management system(品質マネジメントシステムの要求事項)
Subpart B
Supplemental Provisions
§820.35 Control of records(記録の管理)
§820.45 Device labeling and packaging controls(表示・包装の管理)
Subparts C–O [Reserved](留保)

§820.10(a) は、製造業者に対し「ISO 13485(§820.7により引用組込み)の適用される要求事項および本パートのその他の適用される要求事項に適合する品質マネジメントシステムを文書化すること」を求めている。すなわち、QMSに用いるコンピュータソフトウェアの適用のバリデーション要求は、ISO 13485:2016 の該当要求事項(箇条4.1.6)を通じて課される構造に変わった。同箇条は、QMSで使用するコンピュータソフトウェアの適用のバリデーションに関する手順を文書化すること、初回使用前および変更後に(適切な場合に)バリデーションを行うこと、そのアプローチと活動をソフトウェア使用に伴うリスクに見合ったものとすること、活動の記録を保持することを求めている。旧QSRの条番号を引用したまま手順書を運用している企業は、この点を確認されたい(関連記事:なぜ遡って法が適用されたのか)。

FDA CSAガイダンスのリスクベースの考え方との関係

AI生成コードの検証を「どこまでやるか」を考えるうえで、直接の手がかりとなるのがFDAの Computer Software Assurance(CSA) ガイダンスである。ここでも版の確認が必要である。

タイトル 発出日 状態
ドラフト Computer Software Assurance for Production and Quality System Software 2022年9月13日 最終版により置換
最終版 Computer Software Assurance for Production and Quality System Software 2025年9月24日 後継版により置換(superseded)
現行 Computer Software Assurance for Production and Quality Management System Software 2026年2月3日 本稿執筆時点の現行版
注意:2025年9月24日の最終版を「現行版」として引用している解説記事が多いが、本稿執筆時点では2026年2月3日発出の「Computer Software Assurance for Production and Quality Management System Software」がこれを置き換えている。タイトルから “Quality System” が “Quality Management System” へ変わっている点にも注意されたい(QMSRへの用語整合)。原文はFDAのガイダンス検索ページおよびPDFで確認できる。

CSAガイダンスの中核にあるのは、「ソフトウェアが意図したとおりに動作しなかった場合に、医療機器の安全性と品質が損なわれるリスク」に応じて、保証活動の程度を決めるという考え方である。これをAI生成コードに当てはめると、実務上の判断は次のように整理できる。

AIの使われ方 プロセスリスクの捉え方 妥当な保証活動の例
製品そのもの(SaMD等)のコードをAIが生成 患者安全に直結。最も高い 要求仕様からのトレーサビリティ、設計レビュー、スクリプト化されたテスト、コードレビュー記録、IEC 62304に基づくライフサイクル文書
製造装置・製造プロセス制御ソフトのコードをAIが生成 製品品質に直結。高い プロセスリスクに応じたスクリプト化テスト+非スクリプト化テストの組合せ、変更管理
QMS支援ツール(記録管理・集計等)のコードをAIが生成 記録の完全性に影響。中程度 リスクに応じた非スクリプト化テスト(探索的テスト等)、記録の保持
開発補助(テストコードの下書き、リファクタ提案等)にAIを使用 人間のレビューが介在する限り、相対的に低い 通常のコードレビュー・単体テストのプロセスに包含。ただしAI利用の事実は記録に残す

CSAガイダンスは、高いプロセスリスクを持つ機能に対してさえ、非スクリプト化テスト(unscripted testing)――アドホックテスト、エラー推測、探索的テストなど、テスト実施者の行動が文書化された手順で規定されていない動的テスト――が適していることがある、としている。ただし同ガイダンスは同時に、次の一点を明確にしている。

非スクリプト化テストは、文書化しないという意味ではない。
――FDA「Computer Software Assurance for Production and Quality Management System Software」(趣旨)

AI生成コードの検証においては、この原則がとりわけ重要である。「AIに書かせて、動いたので採用した」という運用は、非スクリプト化テストではなく単なる無記録の検証である。誰が、いつ、どのプロンプトで、どのモデルの、どのバージョンに生成させ、何を確認して受け入れたのか――この一連が記録として残っていなければ、CSAの枠組みに乗ることはできない。

なお、CSAはソフトウェアバリデーションの原則そのものを置き換えるものではない。原則論については、FDAの General Principles of Software Validation が依然として基礎文献である。CSAとの関係については、当社の連載記事「ER/ES実践講座(第7回)CSV保証は何が変わったか」もあわせて参照されたい。

GAMP 5 第2版のカテゴリ分類と、コンフィグレーション/カスタマイズの区別

医薬品領域を含むGxPコンピュータ化システムでは、ISPEの GAMP 5: A Risk-Based Approach to Compliant GxP Computerized Systems(第2版、2022年7月) が事実上の標準的枠組みとして参照される。第2版では、ソフトウェアのカテゴリが Appendix M4「Categories of Software and Hardware」で扱われ、その区分は次のように整理されている。

GAMP 5 第2版のカテゴリ 性格 AI生成コードの位置づけ
インフラストラクチャソフトウェア、ツールおよびITサービス OS、データベースエンジン、開発ツール等 AIコーディング支援ツール自体はここに近い。ただし後述のサプライヤ管理の対象となる
標準的なシステムコンポーネント 設定変更なしで用いる市販製品 該当しない(AI生成物は市販の標準品ではない)
コンフィグレーションされたコンポーネント 製品が提供する設定機能の範囲内で構成したもの。コードは書かない 該当しない
カスタムアプリケーションおよびコンポーネント 自社の要求に合わせて新たにコードを書いたもの AI生成コードは原則ここに該当する

ここで実務上決定的に重要なのが、コンフィグレーション(設定)とカスタマイズ(作り込み)の区別である。カテゴリの判定基準は「その特定の用途向けにコンポーネントを作り出すために、どの程度の複雑さの活動が必要だったか」であって、「誰がその活動を行ったか」ではない。したがって――

AI生成コードのカテゴリ判定

  • AIが生成したという事実は、カテゴリを下げる理由に一切ならない。生成されたのがコードである以上、それは「カスタム」である。
  • むしろ、作成が容易になったぶん、生成物の量が増え、レビュー負荷が増大するという逆方向の圧力がかかる。「AIで速く作れたので検証も軽くてよい」という論法は成立しない。
  • ISPEも、カテゴリは単一の判定軸ではなくリスクベースアプローチにおける一要素にすぎず、ライフサイクル活動は当該システム全体のGxPインパクト・複雑性・新規性に応じてスケールさせるべきとしている(参考:Pharmaceutical Engineering誌「When Is a Category Not a Category?」2026年1・2月号)。

なお、AI対応システムそのものの管理については、ISPEが2025年7月に ISPE GAMP Guide: Artificial Intelligence(290ページ)を発行しており、GAMP 5第2版と並行して用いることが想定されている。国内では、医薬品・医薬部外品製造販売業者等におけるコンピュータ化システム適正管理ガイドライン(平成22年10月21日 薬食監麻発1021第11号)が同様のカテゴリ分類を採用している。

生成コードのトレーサビリティをどう確保するか

規制対応の中核は、結局のところ要求仕様 → 設計 → コード → テストの追跡可能性である。AIを使うと、この鎖のうち「設計 → コード」の区間が人間の頭の中を通らずに飛び越されるため、放置すると鎖が切れる。実務では次の手順で鎖をつなぎ直す。

  1. 要求仕様を先に確定し、承認するAIに投げる前に、URS(ユーザ要求仕様)ないし要求事項を文書化し、承認しておく。AIに要求仕様そのものを起草させる場合でも、承認は必ず人間が行い、承認記録を残す
  2. 機能仕様・設計仕様を要求仕様にひもづける各設計項目がどの要求に対応するかを、トレーサビリティマトリクスで対応づける。AIに設計を起草させた場合も、この対応づけは人間が検証する。
  3. 生成の条件を記録する使用したモデル名とバージョン、実施日時、与えたプロンプト(またはその要旨と参照した仕様書の版)、生成物のリビジョンを記録する。同じプロンプトでも出力は再現しないため、「再現できる手順」ではなく「何が起きたかの記録」を残すという発想が必要である。
  4. 人間によるコードレビューを必須工程に置くレビュー実施者、実施日、指摘事項、是正内容を記録する。レビュー実施者には、当該コードを評価しうる力量が求められる(力量の証拠は教育訓練記録として保持する)。デザインレビューとデザインベリフィケーションの違いを踏まえ、両者を混同しないこと。
  5. テストを要求仕様にひもづけて実施・記録する各テストケースがどの要求を検証しているかを明示する。AIにテストコードを書かせる場合、「実装したAIと同じAIにテストを書かせると、同じ思い込みを共有したテストになる」リスクを認識し、要求仕様側からテスト設計を起こす。
  6. 変更管理に載せるAIによる修正提案の採用も「変更」である。変更管理手順に従い、影響評価・再テスト範囲の決定・承認を経る。
  7. 記録を保管する上記の記録群は、21 CFR §820.35(Control of records) や ISO 13485:2016 の記録管理要求、および電子記録として保持する場合は21 CFR Part 11(国内ではER/ES指針、平成17年4月1日 薬食発第0401022号)の要求に従って管理する。

設計成果物の束としてのDHFの考え方については、DHF(デザインヒストリーファイル)とは何かもあわせて参照されたい。

サプライヤ管理と第三者コンポーネント

AIコーディングツールを業務に導入するということは、新たなサプライヤを一社増やすことに等しい。ISO 13485:2016は購買プロセスにおける供給者の評価・選定・再評価と記録の保持を求めており、AIツールもその射程に入る。実務上、少なくとも次の点を評価しておきたい。

  • モデルのバージョン管理と廃止(デプリケーション)方針――検証時に用いたモデルが、いつまで利用可能か。モデルが差し替われば、生成物の性質も変わる。
  • 入力データの取扱い――社内の設計情報やソースコードをプロンプトとして送信する場合、それが学習に利用されるか、どこに保管されるか。機密保持と、場合により個人情報保護の論点になる。
  • 可用性とサービスレベル――サービス停止時に、検証済みの成果物にアクセスできなくなることはないか。
  • ライセンス上の論点――生成AIは公開されたソースコードを含む大量のデータで学習している。生成物が既存コードと実質的に同一である場合、元コードのライセンス条件(コピーレフト条項等)が問題になりうるという指摘が存在する。この論点は法域や事案により結論が分かれ、本稿執筆時点で確立した規制当局の見解は確認できていない。ただし、第三者コンポーネントの由来と利用条件を把握・記録するという実務は、オープンソース利用一般で従来から求められてきたものであり、AI生成コードについても同じ管理を及ぼしておくのが安全である。

医療機器ソフトウェア(SaMD)の場合の追加論点

生成したコードが医療機器そのもの、または医療機器の一部となる場合、要求は一段厳しくなる。

IEC 62304 ― ソフトウェアライフサイクルプロセス

医療機器ソフトウェアのライフサイクルを規定するのが IEC 62304:2006 であり、本稿執筆時点の現行は Amendment 1:2015 を統合した IEC 62304:2006+AMD1:2015(第1.1版)である。同規格は、ソフトウェアが故障した場合に生じうる危害の重篤度に応じて安全クラスA/B/Cを割り当て、クラスに応じて要求される開発・検証活動を規定する。

AI生成コードとIEC 62304

  • 安全クラスの割当てはソフトウェアの故障がもたらす危害で決まる。生成手段は関係しない。
  • ソフトウェア開発計画、要求分析、アーキテクチャ設計、詳細設計、ユニット実装・検証、統合・統合試験、システム試験、リリースという一連の活動記録が求められる。AIに生成させても、この記録群が省略できるわけではない
  • ソフトウェア構成品目の管理、問題解決プロセス、ソフトウェアリスクマネジメントも同様に適用される。
  • 外部から取り込んだ既存コード(SOUP:Software of Unknown Provenance)の扱いに関する要求は、AI生成コードの由来を説明できない場合に想起すべき論点である。生成物の出所を管理せずに取り込むことは、意図せずSOUP同等の状況を作り出しかねない。

FDAのソフトウェア関連ガイダンス

市販前申請におけるソフトウェア文書の要求は、FDAの Content of Premarket Submissions for Device Software Functions に整理されている。AIを組み込んだ機器については、次の2文書が中心となる。

文書 状態(本稿執筆時点) 要点
Marketing Submission Recommendations for a Predetermined Change Control Plan for Artificial Intelligence-Enabled Device Software Functions 最終版(2024年12月4日発出/FDAウェビナー2025年1月14日) 市販後のモデル更新を、あらかじめ計画(PCCP)として申請に織り込む枠組み
Artificial Intelligence-Enabled Device Software Functions: Lifecycle Management and Marketing Submission Recommendations ドラフト(2025年1月6日発出)。FDAのFY2026ガイダンス計画に最終化予定として掲載 TPLC(総製品ライフサイクル)を通じたリスク管理、市販後の性能モニタリングの記載
混同注意:これらのガイダンスが対象としているのは、「AIを搭載した医療機器」である。「開発の道具としてAIを使って作った医療機器」は、これらの直接の対象ではない。後者に固有の要求を定めた最終ガイダンスは、本稿執筆時点では確認できていない。したがって後者については、既存のソフトウェアバリデーション・設計管理の要求を、変更なくそのまま適用するのが現実的な解である。FDAの関連情報はArtificial Intelligence in Software as a Medical Deviceに集約されている。

▲【動画】【ワンポイントAI】第2回 Human-in-the-Loop とは~人が「通す」方式~(株式会社イーコンプライアンス)

品質管理・コンプライアンス担当者が知っておくべき含意

AIコードへの品質保証の必要性

AIが生成したコードは、人間が書いたコードと同様に品質レビューの対象となる。むしろ、AIが高速に大量のコードを生成できるからこそ、それを検証するプロセスの設計が一層重要になる

ISO 9001:2015 の品質マネジメントシステムの観点、および医療機器分野における ISO 13485:2016 の設計・開発要求の観点からは、AIによるコード生成プロセスを「設計・開発プロセス」の一部として位置づけ、適切なレビューと検証のステップを設けることが求められる。AIの能力が高まるほど、それを評価・管理する人間側の「力量(Competence)」の重要性は増すのであり、これは技術の進歩と品質管理の関係における普遍的な原則である。

実務チェックリスト

確認項目 確認の観点
AI利用の可否を定めた社内規程はあるか どの業務でAIを使ってよいか、禁止する業務は何かを明文化しているか。GxP対象システムの開発における取扱いを明記しているか
使用するAIツールをサプライヤとして評価したか 評価記録、機密情報の取扱い、モデルのバージョン管理方針を確認したか
生成条件を記録する仕組みがあるか モデル名・バージョン、実施日時、プロンプトの要旨、参照した仕様書の版、生成物のリビジョン
人間によるレビューを必須工程にしているか レビュー実施者の力量、レビュー記録、指摘と是正の追跡
トレーサビリティマトリクスを維持しているか 要求仕様→設計→コード→テストの対応づけが、AI利用箇所でも途切れていないか
テストの独立性を確保しているか 実装と同じAIにテストを書かせていないか。要求仕様側からテストを設計しているか
変更管理に載せているか AIによる修正提案の採用が、影響評価・承認を経ているか
教育訓練を実施しているか AIの限界(制約の無視、もっともらしい誤答)を理解したうえで使える力量を、記録とともに担保しているか

規制対応コードへの特別な配慮

医療機器ソフトウェアや製薬分野のシステム開発においては、21 CFR Part 11 や IEC 62304 といった規制要件への適合が必要となる。AIが生成したコードをこれらの規制対応プロセスに組み込む場合、バリデーション(妥当性確認)の証跡をどのように確保するかが課題となる。

現時点では、AI生成コードを規制対応の最終成果物として直接使用するための専用ガイダンスは、世界的にも発展途上にある。ただし本稿で見てきたとおり、専用ガイダンスがないことは「規制がない」ことを意味しない。既存のバリデーション要求・設計管理要求・記録管理要求は、コードの出所にかかわらずそのまま適用される。規制当局との継続的な対話と、業界標準の動向を注視する姿勢が求められる。

まとめ

Claudeのプログラミング能力がChatGPTより優れているかという問いに対する答えは、「2025年前半に公表された特定のベンチマーク・特定の測定条件・特定のバージョン同士の比較においては、Yesと言える根拠が公表されていた」という、限定を伴うものである。特に、大規模な文脈の正確な処理、指示への忠実性、コードの説明能力という三つの軸において、Claudeは競争優位を持つとされていた。

しかし、その根拠となったベンチマークは、本稿執筆時点で提供元自身によって「フロンティアのコーディング能力を測れていない」と評価されるに至っている。コンテキストウィンドウの数値上の差も、すでに解消している。技術指標に基づく優劣は、数か月単位で無効化されうる

したがって、AIツールの選択は目的に応じた合理的な判断であるべきであり、特定のツールへの盲信は避けるべきである。いかなるAIが生成したコードであっても、それを評価・管理できる人間の専門性こそが、最終的な品質と安全性を支える根拠となる。

まとめ――3つのポイント

  1. 優劣は「測定条件つき」でしか語れないSWE-bench Verified のスコアは、モデル単体ではなく「モデル+足場」を測っている。Claude 3.7 Sonnet の 63.7%(vanilla pass@1)と 70.3%(high compute)は同じモデルの数値であり、差は足場の作り方に由来する。しかも両者は500問中489問のサブセットに対する値である。
  2. ベンチマークそのものが検証対象であるOpenAIは2026年2月23日、SWE-bench Verified の汚染とテスト不備(監査対象の59.4%に、正しい提出物を却下する欠陥テスト)を公表し、SWE-Bench Pro への移行を呼びかけた。さらに同年7月8日には、その SWE-Bench Pro にも問題があると指摘している。ベンチマークは「校正されていない測定機器」でありうる。
  3. コードの出所は、バリデーション義務を変えない21 CFR §11.10(a) が求めるのは「正確性、信頼性、一貫した意図された動作、および無効・改変記録の識別能力を確保するためのシステムのバリデーション」であり、作成者に関する記述はない。GAMP 5第2版のカテゴリ判定も「誰が作ったか」ではなく「どの複雑さの活動が必要だったか」で決まる。AI生成コードは原則としてカスタム扱いであり、生成条件の記録・人間によるレビュー・要求仕様からのトレーサビリティを、通常の開発と同等かそれ以上に整える必要がある。

参考・出典(一次情報源)

関連記事一覧